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遺伝するわきが、母から私、そして子供たちにも

わきがと遺伝

娘が2人いるのですが、妹の方のわきがに気が付いたのは、彼女が高校2年生の時でした。
中学生の時から運動部に所属しており、汗をかく機会も多かったので、臭いの変化にはすぐに気付きました。
洗濯に出されたTシャツから、それまで無かった独特の臭いがするようになったのです。
わきが臭を嗅いだ時、正直「やっぱり」と思いました。
実は私自身がわきがで、私の母、娘たちにとっては祖母もわきがだったからです。
わきが体質は遺伝しやすいと認識していたので、どこかで子供への遺伝を覚悟していたのかもしれません。
母からの遺伝ですが、母方の親戚筋にはわきが体質の人がとても多く、親戚が大勢集まる時には、わきがの私すら「うっ」となるくらいです。

 

わきが臭に気が付いてる?

姉妹には私がわきがだということは、以前から話していました。
だから「もしもお母さんが臭っていたら言ってね」と伝えていたのです。
ですからその時も本人に「わきが臭に気が付いてる?」と聞くことができました。
すると「やっぱりこれわきが臭だよね」と自分でも自覚しているようだったので、「お母さんも洗濯とか気を付けてあげるから、自分でもちゃんとしなね」と話しました。
それからは、運動着はすべてわき部分を漂白洗いするようにして、制汗剤を小まめに使用させるようにしました。
普段の制服姿の時には、わきが臭を感じたことはありませんでしたが、やはり運動時にはどうしても臭ってしまう時があるらしく、部活仲間にそれを指摘されたこともあるようでした。
そんな話を聞いた時には「お母さんもこんな事あったよ」とか、自分の体験談を話すことで、自然に自分のわきが体質を受け入れてくれているように感じていました。

 

妹だけでなくお姉ちゃんまで!

私は現在51歳、上の娘が25歳、下が22歳です。
姉妹のうち、妹の方はいわゆる思春期にわきがが発生しましたが、お姉ちゃんはまったくわきがの気配がありませんでした。
運動も苦手だったので、汗をかく機会も少なかったせいかもしれませんが、それでも制服からも臭ったことはありませんでした。
しかし、社会人となり働き始めてから、突如強いわきが臭がするようになったのです。
現在、姉妹は実家を出て地方都市で2人で暮らしています。
住んでいる実家からはバスで約3時間ほどですが、気晴らしも兼ねて月に1~2度は、姉妹が生活している都市に出掛けています。
お姉ちゃんが働きはじてから1年ほど経った頃、久しぶりに会う彼女からは強いわきが臭を感じました。
てっきりお姉ちゃんには遺伝しなかったものと油断していたので「やっぱり受け継いだか~」とちょっとショックでしたが、それ以上に驚いたのはその臭いの強さでした。
私と妹が軽~中度のわきがだとするなら、お姉ちゃんは明らかに重度のわきがです。
玉ねぎが腐ったような、鼻にツンとくる変に甘しょっぱい異臭です。

 

わきがが原因で大喧嘩

妹の時同様に「自覚あるの?」と聞くと、「あるけどどうしようもないから」と何とも暢気な返事が返ってきました。
「確かに臭うのはどうしようもないけど、自分で出来る臭い対策はしないとダメでしょ、女の子なんだから!」とちょっときつめに叱りました。
話を聞くと、職場でかなりのストレスを感じているようで、体調もすぐれない様子です。
食生活も乱れがちのようで、そんな環境もわきが体質に悪影響を及ぼしたのかもしれません。
制汗シートとスプレーは使用しているようですが、この臭いレベルでは市販のものではその効果も見込めなさそうです。
なんと言っても、本人にわきが臭を何とかしなければ、と言う意志が感じられないのが一番の問題です。
昔からあまり洒落っ気も無く、良く言うと穏やか、悪く言うとボーっとしているタイプなので、どうしてもうるさく言ってしまいます。
グダグダと昔の話まで引っ張り出してお説教してしまい、気が付くとすっかり険悪ムードです。
普段は怒ると何も話さなくなる彼女が「私だって好きで臭っているんじゃないし、周りがわきがだって気が付いているのも知ってるけど、遺伝でわきがになったんだから私のせいにばかりしないで」と珍しく声を荒げて怒りました。
そう言われてしまうと、彼女のわきがの根源である私は何も言い返すことができず、一方的な言い方で攻め立ててしまい、すっかり落ち込んでしまいました。
そんな時、妹が「おばあちゃんからの遺伝で3人ともわきがなんだから、みんなで臭わないように何かしよう」と助け舟を出してくれました。
さすが、10代からわきがを自覚した妹は達観していて前向きです。
仕事柄接客業の妹は、やはり臭いに対してもかなり気を配っている様子で、お姉ちゃんもせめてこの半分でも臭いに対して意識してくれたら、とまた愚痴りたくなる思いをグッと堪えました。

 

わきがクリームの使用と先々への思い

職場でストレスやプレッシャーを感じると、自分でもどうしようもないくらい汗が吹き出てわきが臭がしてしまう、と言うお姉ちゃんは、苦手な先輩が裏で「○○さん、スメハラだよね」と言っていたのを聞いてしまったそうです。
どんなに気を付けて制汗剤を使っても臭うし、自分でも何とかしなくちゃ、とは感じていたそうです。
妹もロッカー室で去り際に「あー、臭かったー」と笑われた事があると話していました。
私からの遺伝で2人にこんな思いをさせているとも知らず、お説教や文句ばかり言ってしまい、何だか申し訳ないような気持ちになりました。
その後、妹の考案で「わきがクリーム」を使用してみることになりました。
もう市販商品のレベルを超えたわきがには「わきがのためのわきが専用のわきが商品でなければ効果は望めない」と言うのです。
以前からネットで目を付けていた商品だったそうで、まずは姉妹2人で使用してみることにしました。
妹の方はその効果と持続力の強さに、臭い対策の手ごたえを感じている様子でしたが、お姉ちゃんはイマイチの様子、やはりわきがのレベルが違うからかと思いましたが、単に使用方法が良くなかったようでした。
2度塗りの際に拭き取らずに重ね塗りしていたそうなのですが、ちゃんと説明書通りに使うと効果を感じたようでした。
子供たちの効果を確認してから、私もわきがクリームを使い始めました。
やはり市販のものから比べると、その効果の高さを感じますが、価格もまた高いので今後も続けるかどうかは思案中です。
現在、わきがで悩んでいる彼女たちも、やがていつの日か結婚して母となる日が来た時に、その子供がもしも遺伝を引き継いでわきが体質になったとしたら、きっと「昔おばあちゃんとおばさんとでこんな事があったんだよ」と体験談として話すのかな、と随分先の事に思いを馳せてしまいます。
本当は、そんな話をしないて済むように、わきがが遺伝しないのが一番良いのですが、わきがの遺伝は強いので難しいかな、と考えてしまう日々です。

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